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函館での再エネ洋上発電・水素ビジネスモデル(Nord SeaEraプロジェクト)の構築にむけた検討フェーズに移行

2024年5月9日

商船三井テクノトレード株式会社

 

函館での再エネ洋上発電・水素ビジネスモデル(Nord SeaEraプロジェクト)

構築にむけた検討フェーズに移行

 

この度、商船三井テクノトレードが発起人となり、函館市・北洋銀行がサポートするNord SeaEraプロジェクト(※)において、産学官が一体となって地産地消の新たなエネルギー需給関係モデル構築を目指して、実証・実装に向けた検討フェーズに移行致します。

これは、津軽海峡特有の海洋・海上エネルギー(太陽光・風力・波力・潮力などのあらゆる機能の活用を目指す)を由来とする船上水素製造輸送と、需要面において函館における水素エネルギーへの転換・利活用を同時に検討することによって、2027年度を目途とした地産地消型水素サプライチェーンの構築を目指すものです。
また、水素供給者と需要家が相互にコミュニケーションをとりながら独自のマーケットを確立し、安定的な水素利活用を推進していくための環境づくりについても、自治体とともに検討して参ります。

さらに、函館における地産地消型水素サプライチェーン(通称:函館モデル)を国内の他エリアにおいても展開・実現を目指します。

(※)2023年10月12日付リリース:函館での再エネ洋上発電・水素ビジネスモデル(Nord SeaEraプロジェクト)の検討を開始

 

  

  

2023年10月12日に発足した函館での再エネ洋上発電・水素ビジネスモデル(Nord SeaEraプロジェクト)の検討にあたり、プロジェクト発足メンバーに加え、2024年1月以降は北洋銀行サポートのもと、函館を軸にビジネスを展開する企業に、Nord SeaEraへ参画頂きました。
これまで、現在使用しているエネルギーを段階的に水素への転換を目指した試算と同時に、洋上での水素製造プラントイメージ組成を行ってまいりました。
これからは、プロジェクト参画のメンバーにて函館周辺海域の海洋エネルギーの調査/算定、船舶/発電メカニズムの設計を進め、日本初の水素製造プラント船の検討と、エンドユーザーに水素が届くまでの貯蔵・輸送、ならびに需要家が水素を活用できるインフラ等の設備導入等について課題解決を目指していきます。
なお、今後プロジェクトを進めていく上で、近隣含めさらなる地元企業・団体の参加を歓迎致します。

以上

【本件に関するお問い合わせ先】

商船三井テクノトレード株式会社

水素ビジネスデザイン部

moltech-h2.business.design@molgroup.com

TEL:03-6367-5440

 

 

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