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2020.10 新卒採用(商船高専卒) フリート・ロジスティクス2部 吉岡 楓希

入社の経緯について教えてください

もともと祖父が漁師をしていたので、幼いころから船に乗せてもらったり、海によく連れて行ってもらったりと、とにかく海が近くにある環境で育ってきました。その影響が大きかったのか、父親と同じ商船高専への進学を選んでいました。当時は勉強が嫌いだったこともあり、卒業したらすぐに働きたかったからというのも理由の一つです。
ただ、高専で実習を受けたときに「あ、自分は船での生活に向いていないな」と感じたので、できることなら陸から船を支える仕事がしたいなと考えるようになりました。そのタイミングで、クラスのLINEグループに商船三井テクノトレードの求人情報が回ってきて、エンジンに関われる陸上職であることや福利厚生が良いことを知りました。「自分が求めていたのはここだ!」と思い、エントリーしました。

お仕事内容についてを教えてください

営業職をしています。具体的には、船舶管理会社とメーカーとの間を繋ぐようなお仕事です。必要な部品やメンテナンス管理をしている船舶管理会社から「この船はいつドック入りします」「○○の部品が不足しています」と連絡が入ったり、お見積依頼をもらったりします。それらの依頼を受け、色々なメーカーに問い合わせをして注文を受けた部品を調達するのが主な仕事内容ですね。

お仕事する上で気をつけていることはありますか

人(お客様)と人(メーカー)の間に立つ仕事をしているので、クライアント同士の板挟みになることもあります。例えば、納品の期限がある船舶管理会社と商品の調達が間に合わせるのが難しいメーカー。両方譲れないときももちろんあるので、どちらの要望も聞きつつ上手に調整する必要が出てきます。そういった調整をお願いするときこそ、感情的にならないように、そして言葉遣いに気をつけるように意識しています。持論ですが、自分が角を立てず、「誰もがお客様」の意識を持ち接することが、相手との協力体制を築く上で大切なことだと思っています。
やはり何よりも大切なことは、気持ちよく話してもらうということ。とにかく要望を聞き、わからないことがあればしっかり確認するよう心掛けています。

入社前と入社後、何か変化はありましたか

入社前は、「社会人=サラリーマン」というイメージを持っていました。スーツをカッチリ着ているような、なんだか硬そうなイメージをしていました。しかし、入社してみると全然そんなことはなく、外出予定が無い時は私服で出勤が可能等、自由度が高い社風だったので驚きました。
また、東京配属と聞いたときはやっていけるのかなと不安でした。金銭面だったり交友関係だったり、生まれ育ったところから離れるとなると心配事がたくさんありました。しかし、ここで多くのことを経験するうちに、ネガティヴになっていても仕方ないと思えるようになりました。自分にできることを一生懸命やっていればなるようになると。これは、いつも気にかけてくださる先輩や上司のお陰だと思っています。いつでも相談しやすい空気感を作ってくださっているので、何かあったときでも相談しやすいですし、社員同士「大丈夫?」「最近どう?」とこまめに声をかけ合っています。

オフの過ごし方を教えてください

歌が好きで何か習い事をしたいと思い、ボイストレーニングに通っています。趣味の一環として、動画編集や録音機材にも興味があり機材などを調べてみたりしています。また、洋服も好きなので休日には買い物にも行き、仕事とプライベートは分けてリフレッシュしています。

後輩との関わり方について教えてください

後輩の中には自分より年上の方もいますが、年齢関係なく、皆さんのことを話しやすい「先輩」や「友達」と思い接しているので、やりづらさは全く感じていません。自分自身もまだまだわからないことだらけなので、教えられることが少ない分、一緒に勉強していこうという意識をもって接しています。